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たくさんのコメントありがとうございましたッ!!
ご意見の中に、心理描写よりも人物紹介の方が、
説明が先じゃないの?というもっともなご意見をいただいたので
(大変参考になるご意見ありがとうございました!!)
まずキャラクター紹介についてちょっと、考えていきたいと思います。
あまりにも、初心者向けなので、
「こんなのあたりまえだろッ」ってがっかりされるかもしれません。
あくまで、私が注意された漫画の失敗例なので、ご了承ください。
今日は、漫画のお勉強会みたいなモノですので
興味のない方や、影響を受けたくない方はここまで。
①キャラクター紹介の説明不足
初心者が犯すキャラクター描写の誤りの内、
筆頭に挙げられるのがキャラクター紹介の不足だそうです!
漫画を読んで「よく、わからない」っていうモノの多くは
このキャラクター紹介の説明不足によることから起こる問題らしいです。
ここで、まず頭に留めておかなければならないことは、
「キャラクターの紹介は登場人物にするのではなく、
あくまで読者にするモノ」
であるということです。
このことを、ちゃんとわかっていない私のような初心者は
キャラクターを登場させるとき、「自己紹介」というあざとい手法に逃げるのです。
「自己紹介」とは、キャラクターがキャラクターをセリフで説明すること。
女好きで有名なカッコイイ先輩を登場させるとき、
「あいつ!女好きで有名な2年の〇〇じゃん!」とか、
「何年何組の〇〇先輩。女好きで超有名、お前も弄ばれないように注意しろよ」とか、
セリフだけでそのキャラクターを説明しちゃうんですね。
でもこれじゃ、ダメ。
そのキャラクターの「動き」なり「行い」なりで、
読者に「あ!なんて、女好きなヤツなんだッ」って自然に理解されるようなコマを描かなきゃ、
誰もそのキャラクターに見向きもしません。
女好きなら、女の子と絡んでいるシーンをちゃんと描いて、
そのうえで、女好きの上にイケメンという設定ならば、
男子生徒から嫉妬されている描写なども加えなければ、
そのキャラクターの登場シーンは失敗です。
私はコレを何度も注意されました。
意外と初心者の方の多くは無意識にコレをやっちゃって、
読者を置き去りにしているそうなのでご注意を。
気まぐれにこんな感じで、お勉強会というか・・・・、
注意されたコトの反省をするので、呆れないで
お付き合いくださるとうれしいです。
毎回こんな記事じゃ、疲れちゃうと思いますので
ホント、気まぐれにたまにやるくらいですのでご心配なく。
今度、お勉強会を開く機会を頂けましたら
その時は「セリフの機能とセリフを面白くする技術」について
記事に載せようかなーって思ってます。
これはすごく参考になりました。
またコメントや拍手を頂けた場合にのみ、その方のために
お勉強会を開こうと思っていますので、
その時はお付き合いください。
過去拍手ありがとうございました!!
コメントもたくさんいただき感激ですッ・・・!!
この記事の右下に小さく書いてある「つづきを読む」をクリックして、
コメントの返事を読んでください。
本当に、ありがとうございましたッ!!
たくさんのコメントをいただきました。
ほんっっっっとに、うれしいッ!言葉じゃ言い表せない・・・・ッ
励ましのお言葉、応援のお言葉、喝を入れてくださった方。
ありがとうございました!!
返事は追記でさせていただきましたので
コメントを書いてくださった方は、ぜひ読んでください。
今日は、朝からガキんちょみたいにベソかいているアンナに母が折れ、
一日中、添削につきあってくれました。
初心者に多い間違いをアンナはすべて犯していたらしく、
その一つ一つを丁寧に訂正していってくれました。
目からウロコってのはこのことです。
とっても参考になりました!!
母は、ボツになった自分の漫画(ネーム&プロット)とアンナの漫画と、
シナリオの基礎技術の本を参考に何がいけなかったのかを解説してくれました。
今回もちょっと長い記事ですのでご注意を。
この下からは漫画のお勉強会みたいなモノですので、
興味のない方や影響を受けたくない方はここまで。
まず、アンナが犯した漫画の間違えを紹介。
① 魅力のないファーストシーン(漫画の1ページ目にくるエピソード)
② 人物の統一感のない情緒&心理描写の間違い
③ ストーリーの伝達の悪さ&人物紹介の不足
④ セリフの誤り
などなど。そのほかにもたくさん細かく言われたのですが、
個人的に大きくこれらが大切なのではないかなと思いました。
①魅力のないファーストシーン
まず、初心者が犯す間違いはココらしい。
読者に「何が起きるだろう?」って疑問を持たせるのはすごく大事な技術。
人間は疑問を追及する習慣がある生き物だからだそうです。
だから、ファーストシーン(1ページ目のエピソード)で
何か仕出かしそうなキャラクターを出したり、
このストーリーは何が起きるんだろうって思わせるのが「つかみ」。
それを踏まえて、物語を「どのシーンから始めるのか」を考えます。
コレはすごく大事なことだと思いました。
例で言うと、恋人同士の痴話ゲンカの果てに仲直りって漫画を描こうと思ったら、
みなさんならどこのシーンから始めます??
いきなり喧嘩してるシーンから始めて読者に「なぜ、喧嘩したの?」って
疑問を持たせ、ページをめくらせますか?
それとも、ラブラブなところを紹介してから、喧嘩に発展。という風に順序良く
エピソードを重ねて、徐々に読者を自分の漫画に引き込みますか?
どこから始めるかにより、そのストーリーはまったく違う魅力を放つのです!!
しかも、読者の漫画を読む姿勢も変わります!!
「どうして喧嘩したの??」っていうつかみによる疑問の姿勢なのか
「あんなにラブラブだったのに、早く仲直りしてーッ」っていうハラハラな姿勢なのか。
読者の漫画の見方がファーストシーンで決まるのですッ・・・・
こ・・・・怖いッ!!
んで、アンナがどうしてココを間違っていると指摘されたのかというと・・・
恋愛モノなのに、恋人たちが会わない以前のエピソードから始めてしまっている。
と、いうコト。
まず主人公と場所、それに主人公を取り巻く状況を説明しなきゃっていう
固定観念がアンナにはあり、それを1つずつ、
1ページ目のエピソードで説明したんです。
それが、読者には親切なのかなって思って。
ココは学校ですよーっていうのを説明するために1コマ目に学校を描いて、
2コマ目にこの子が主人公ですよーって感じでアップを描いて、性格を描写。
それから無駄に名もなきサブキャラのクラスメートと、
2ページ目の終わりまで状況説明。
3ページ目でようやく相手役登場。
事情や状況を説明するためとはいえ、16ページでコレはない・・・・
こんな始まり方じゃ読者は飽きて、ついてきません。とのコトでした
そりゃそうだ。納得。
母は私のこの間違ったファーストシーンをこういう風に変えました。
1ページ目の1コマから主人公登場。学校の絵を省きました。
2コマ目で場所説明。ここは学校の教室だよーっ。
しかも主人公は授業中に寝ちゃうような不真面目ちゃんだよー。
ていうのを1コマで表現しちゃいました。
すごい。
しかも!サブキャラのクラスメートとの状況説明のシーンを全部省き、
相手役を登場させちゃいました。
・・・・・そうなのです。
クラスメートを使った主人公を取り巻く事情説明は、相手役でも
できちゃうんです。(あくまで私の漫画の場合ですが)
こういう風にプロは無駄を省いているんだなーって感心しました。
登場人物紹介から事情説明に3ページ費やしたアンナの漫画は、
わずか2ページでめっちゃスマートで読みやすいものに変貌をとげました
丸々1ページ、母は私の漫画から無駄を省いたんですねー。
しかも、余ったその1ページは後々の転の部分に回され、
物語がドラマチックに展開されました。
これはもう・・・、ホントに指摘されるまで無駄とかわからないんですよ。
言われて初めてどこが無駄なのか気づくんです。
びっくりしました。
はい。というわけで、今日はここまで。
明日は心理描写について、ブログに載せようと思ってるんですけど・・・
あ・・興味ないですか?
ちょっと、載せるかどうかはみなさんのご感想次第ということで・・・
拍手とかコメントとかを頂けましたら、
その方のために明日もお勉強会を開きます。
その時はお付き合いください。
過去拍手ほんとうにありがとうございます!!
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コメントありがとうございますッ!!!!