居るんですねぇ
一発でプロデビューできる奴って。
持ち込みしてみたいけど度胸がないっていうから私もついて行ったんですよ。
イラスト数点と、ゲームのアンソロジー漫画の二つ、計二社ですね。
そしたらまじで・・・マジでびっくり!!
まず最初に行ったのがイラストの持ち込みです。
なぜか私が編集さんの元へ。
本人はそばのコンビニで待ちぼうけ。
編集「え・・・・・ご本人ではないんですか?」
アンナ「はい」
編集「あの・・これ、本当に・・・持ち込み初なんですか??今まで一度も?」
アンナ「はい、そうです」
編集「もったいない・・・なんで・・・??」
ごもっとも
編集「とりあえず、ご本人とお話したいんですけど呼んでもらってもよろしいですか?」
アンナ「どうぞ」
奴を呼んで、それからアンナは退室。
一時間たっても編集さんと奴の話が終わらなかったため、ゲームのアンソロジー漫画を
持ってアンナ一人予約していた編集部へ直行。
そしたらそこでも
アンソロジー編集「え!・・・・これ・・初なんですか?うそでしょ?」
アンナ「本当です」
アンソロジー編集「レベルが高いですよ・・コレは・・ご本人とお話ししたいんですけど」
アンナ「本人は他社の編集と話しこんでます」
アンソロジー編集「それじゃあ、連絡先を教えてもらっていいですか?
あと原稿をあずかりたいんですけど。いつ頃ならお電話できます?」
連絡先と奴のホームページアドレスを教えて、原稿を預けて編集部を去りました。
3時間後位に合流。
あいつ「アンナ!!どーしよう!仕事もらえるかも!!」
アンナ「えええええッ!!!!???」
編集さんの態度を見てたらそんな気がしたんですよ・・・
ずーっと、奴のイラストを褒め散らかしていましたからね。
デッサンが素人じゃない、線がキレイだ。構図もパースもプロ級だーって感じ。
初持ち込みでですよ。
奴は先週ホームページを開いたんですけど、三日後にはメイド喫茶から
仕事の依頼が舞い込みました。
そんなことがあって、少し自分のイラストに自信がもてたのか、
持ち込みしてみて、自分のレベルを知りたいって言いだしたんですね。
そしたら結果は、とんでもないコトになりました・・・
持ち込み先すべてで、デビュー決定。
編集が引きとめること引きとめること。
「そんなに仕事できない」
といってアンソロジーの仕事を断る始末。
すげえな!!!!
世の中にはこんな奴がいるんだなーってしみじみ思った
アンナなんて、交通事故にあって手の小指と薬指の感覚はもう一生治らないって
医者に診断された上に、足の再手術が決定しちゃって振り回されちゃってるのに。
でもなんだかんだ言って、アンナ自身もうれしかったり
10年間もひきこもり生活を送っていた奴が、ようやく一歩を踏み出せたんですから。
それにしても・・・・・・
すげえな
過去拍手、ありがとうございます!!
めちゃくちゃうれしいですよー!!
[12回]
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