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ここは挫折を繰り返した末、 漫画家を目指し始めたばかりの超初心者の管理人が BL漫画の勉強をするブログです。 怠慢な性格なんですが、 地道にマイペースにやっていきたいと思っています。
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    ここは挫折を繰り返した末に漫画家を目指し始めた超初心者PNアンナの日記です。
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    フリーター
    趣味:
    BL漫画あさり
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    へぇ~~~。って思った

    img063.jpg







































    次に描こうと思った作品のプロットとキャラクター表をちょっと見てもらった。

    案の定、ネチネチ言われたんだけど、
    今回はそのダメ出しが非常に興味深くて
    なるほどーっと思ったので記事にしてみました。







    今回の記事は漫画のお勉強会みたいなものなので、
    興味のない方や影響を受けたくない方はここまで。

































    今回アンナが描こうと思ったストーリーは中世ヨーロッパ物で
    『身分を隠して田舎町に来た貴族』が主人公でした。
    身分と本名を隠して田舎町の男の子と親しくなっていくストーリーです。

    この話のプロットで母から非常に興味深いコトを教わりました。



    それは『秘密性』を軸に進むストーリーの特徴と扱い方です!



    『秘密性』ってどういうコトを指すの?

    って思った方のためにちょっと『秘密性』の例を出してみましょう。

    (例1) 実は恋人に言えない過去がある
    (例2) 偶然出会った相手に正体や本名を偽り仲良くなる
    (例3) 浮気をしている

    とか言った感じのモノですね。

    『主人公(または相手キャラ)が
    自分以外のキャラクターに対して秘密にしているコト』

    それが『秘密性』だと
    このブログでは定義したいと思います。
    ご了承を。

    ちなみに以前に記事にした『カセ』の内の1つに『秘密性』は含まれるらしいです
    気になった方は以前の記事を読み返してみてください。

    本題に入りましょう。

    母は私のプロットを読んでみて、あっさりこう言い放ったのです。


    「主人公と相手役の『視点』を入れ替えてみたら面白くなるかもしれないよ?」


    主人公と相手役の『視点』を入れ替えるって・・・・・・・・・・?


    それは主体のストーリーはそのままで
    相手役の『視点』からこのストーリーを進めるようにしてみろってこと。

    相手役のキャラをストーリーの中心人物・・・
    つまり主人公にしてみるという手段でした!

    そうするとどうなるか?
    言われるがままにお試し感覚で相手役の『視点』からプロットを作りなおしてみると
    母の言わんとしていたことがおのずとわかりました。


    『秘密性』のもう1つの姿が浮き彫りになったんです!!


    『秘密性』にはどうやら2種類の姿があるようです。

    1つ目は≪読者が知っている秘密≫です

    アンナが最初に浮かんだストーリーの『秘密性』の正体がコレです
    アンナの始めのプロットでは
    『貴族であることを隠している主人公』が起承転結の『起』の部分で
    読者に紹介されています。

    だから読者は『主人公が貴族である』という事実を知った上で
    漫画を読み進めていくわけですね。

    すると『貴族であることを隠した主人公』の視点で物語を見ていくので
    相手のキャラクターにいつバレてしまうのか、2人の結末はどうなるのかと
    常にハラハラしながら読んでもらえるという利点があるんです。

    非常に有効な手段の1つです。
    この部分は珍しくアンナは母に褒められました。

    では2つ目の『秘密性』の姿とは何か??


    それは≪読者も知らない秘密≫です!


    これは知っていると結構便利。
    『登場人物と読者が秘密を同時に知る』・・・ってコトですねー。

    コレは相手役の『視点』から物語を進めるとよくわかりました。
    相手役の男の子を主人公にしてみましょう。

    相手役の男の子のいつも通りの日常から漫画が始まります。
    それから『上品な謎の男の子』との突然の出会いによって
    ストーリーは一転します。

    もう、お分かりのように
    この時点では読者は『この上品な男の子が貴族である』という事実を
    知らないんです!!

    その事実を知らない読者は
    徐々に惹かれあう2人のラブストーリーを素直に楽しみます。

    でも、起承転結の『承』の終わり、または『転』の部分で
    『上品な謎の男の子が貴族である』という
    事実を読者と主人公が同時に知るとどうなるでしょう?

    「そういうコトだったのかー」とか
    「主人公!これからお前はどうするんだ!?」って感じで
    読者に思わせることができれば起承転結の『転』は大成功です。

    盛り上がりに欠けるとか山場がないとか言われてしまったら
    この方法を取ってみるのも1つの手かもしれません。
    とっても派手な演出が可能になるはずです。


    キャラクターに『秘密』を持たせる場合は、
    『主人公』をどっちにするかによって、面白さが変わります。
    ちょっと思考に柔軟性を持たせて、漫画の視点を変えてみるだけで
    今の悩みがスッキリするかもしれません。

    抵抗があるかとは思いますが、1回試してみるのをオススメします。
    漫画の奥深さを思い知らされてワクワクしますよ!

    2種類の『秘密性』の特質を知っているか知らないかで、
    作品やキャラクターの深みが変わってくると思いますし、
    ストーリーづくりの選択肢も広がるはずです。

    この『秘密性』も、もちろんテーマに沿える方を選ぶべきです。
    漫画は『テーマ』がきちんと読者に伝わっていることが大前提なのですから。

    難しいんですよねぇ・・・
    わかっててもなかなか、読者に伝わらない・・・・
    ちょっとずつ、漫画を描き続けて経験をこなしていくとしましょうかー。



    つまらない内容の記事をここまで読んでくれたあなたはホント神様です。
    お勉強会をご希望のコメントとか拍手とかがあった場合にのみ、
    こんな感じで勉強の記事を載せていこうと思っているので、
    その時はお付き合いくださるとホント嬉しいです。




    過去拍手ほんとうにありがとうございます!!!
    めっちゃくちゃうれしいです!!
    励まされます・・・・・ッ・・・




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