引き続き、上半身のシワを勉強していきたいと思います。
今回は『シワの流れ』を意識してみました。
『シワの流れ』は身体の動きに直結していますので、
身体の力がどう働いて、シワがどういう流れでできているのかを
矢印(→ ←)で表しました。
坐っている時の上半身は主にお腹と、
ポーズによっては腕に力が加えられている場合が多いようです。
床に腕をついているポーズの場合、
腕で体を支えているため、力は支えている右肩にかかります。
ですので体を支えている腕には横シワはできずに
肩に引っ張られて縦ジワができます。
逆に膝に手を添えている左肩から脇にかけてのシワは
横シワ、つまり『寄せシワ』が目立ちます。
肘を曲げていることで、肘を中心に布が引っ張られているから
袖と関節部分にはシワが多く現れるのが特徴ですね。
腹部に関しては左わき腹をくの字に曲げていることで、
脇から下と腰から上のシワが寄せられて、
左わき腹から胸にかけてのシワができています。
意外と難しいのは歩いている時の服のシワ。
胸元と脇の引っ張りシワをどれだけ描き込むかによって、
そのキャラクターの腕の振りの強さとか奥行き感が決まります。
今回はあまり腕を振っていないポーズなので、
腕の影は描きこんでいません。
歩くときのポーズで重要なのがお尻と腰のラインなんだそうです。
今回は左足に重心を置いているので左側の骨盤が少し持ち上がります。
それにともない服のシワもまた腰の部分の上側に寄せられて
目立つ横シワができます。
というワケで今日はここまで。
次回は下半身の服のシワを勉強していきたいと思います。
画力の向上を抱負に今年はがんばっていきます。
来年の自分はどれだけ画力が向上できているのか・・・
不安だけど、やらないよりはマシのはずですもんね。
がんばります
過去拍手ほんとうにありがとうございました!!
はげまされました!!
ありがとう!!
[10回]
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