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影はどこから光が当たるかによってつき方が変わります。
漫画でよく使われるメジャーな影のパターンをちょっと見てみましょう。
上のイラストを見てお分かりいただけるように
光源はすべて中央から右側あたりに設定しています。
でもより立体感を漫画で出したいなら光源は左側に設定するのが
正解です。デコボコがはっきりわかります。
影の付け方、トーンの色、影のタッチ。
それらを様々なシーンで駆使して、
漫画の雰囲気を作っていきます。
影1つで印象が変わるから面白いですね
今描いてる漫画でさっそく活用しようと思います!
過去拍手本当にありがとうございました!!
励まされます!!
本当にありがとう!!!
被災地の一刻も早い復興を願います。
今月の目標は『動きがあるデッサン』を学ぶことだったはずなので、
ブログにもその勉強内容を載せたいと思います。
以前に描いた『4サイクルプロセス』を
今日はちょっとやっていきましょう。
皆さんはご存知でしょうか。
人のアクションを描くときって、
たったの4つのプロセスさえ理解できてれば
躍動感のあるポーズが描けてしまうらしいんです。
キャラクターのアクションについて、
動いているように見えない、動きが硬いって言われてしまった人は
多分、この『4サイクルプロセス』をわかってないからだと思われます。
人のアクション(走ったり、モノを投げたりなど)って言うのは
『吸入』 → 『圧縮』 → 『爆発』 → 『排気』 → 『吸入に戻って繰り返し』
という感じで、4回に分けて身体の力を発生させています。
つまりこの『吸入』『圧縮』『爆発』『排気』の瞬間の工程を描けるようになれれば
キャラクターに流動性を感じるようになるのだそうです。
動きが硬いとか、動いているように見えないって言われる人は、
この4つの瞬間を描いていないから。
では、実際に『吸入』 → 『圧縮』 に人の動きが流れる絵を見て、
身体の力がどう流れているのかを考えていきましょう。
『吸入』のプロセスとは、
身体のどこかに力をためている工程のことを言います。
上のイラストでは左側が『吸入』のアクションなんですけど、
左足に重心が置かれて、右肩から右腕にかけて力がためられています。
吸入のプロセスを描くコツは
『どこに重心がおかれていて』『どこに力がためられているのか』を
ちゃんと理解することです。
そして、『圧縮』のプロセスとは
文字どおり、『吸入』でためられた力が身体のどこかに『圧縮』されて、
次の工程に移るための『溜め』のアクションのコトを言います。
圧縮のプロセスを描くときは、
『身体のどこがねじれて』『どこに力が加えられているのか』を知ることです。
前回の『吸入』よりもさらに身体に力が込められます。
だから身体のどこかが絶対に曲げられているのでその身体部分を
ちょっと大げさにねじれさせるのがコツのようです。
漫画ではキャラクターの心情を描くときに
この『圧縮』のポーズは有効なのだそうです。
次のプロセスに対して、期待感を持たせられるようなデッサンを心がけましょう。
では『爆発』 → 『排気』 のプロセスをイラストで見てみましょう。
『爆発』のプロセスとは前回で貯めた力を
一気に開放した瞬間のコトを言います。
アクションシーンの花形的なプロセスです。
スポ根モノはたいていこのシーンが大ゴマとして描かれます。
描くコツとしては、『圧縮』のプロセスで曲げられていた腕や足を
のびのびと伸びきって描くコトだそうです。
シャープな線を心がけるといいようですね。
『排気』のプロセスは、余った勢いを抜く工程です。
ココでは身体のねじれ具合で、
前回の『爆発』がどれくらいの威力だったかを表現できます。
ここを派手にすることで前回の『爆発』のプロセスが花咲くワケですね。
これが『4サイクルプロセス』です。
どちらの脚に重心が置かれて、
どこの身体の部分に力が加えられているのかを理解するために
とても便利です。
逆に人物を描くときに重心や、
力が加えられている身体の部分を意識しないで描くと、
下のイラストみたいに浮いている感じになります。
立っている人物も浮いてるみたいに見えちゃうので要注意です。